イボタノキ モクセイ科 イボタノキ属 花期=春
name
life 樹皮に寄生するイボタロウムシからとれるイボタロウは、家具のつやだしのほか、止血、強壮など薬用に使われます。
animal ウラゴマダラシジミ蝶の食草。
place 葉裏の毛の量は変異が多く、まったく毛のないセッツイボタ、葉裏に毛の多いビロードイボタがあります。
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花 5〜6月、春に伸び出た若い枝の先に長さ2〜4cmの総状花序(柄のある花が多数、長い花軸に離れてつき、花軸の下の方から上に咲く)をだし、白い小さな花をつけます。花冠(花の花弁の全部)は筒状で先は4つに裂けます。オシベの先は花筒から少し突き出ます。

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葉 対生 長楕円形で全縁(葉の縁に鋸歯や切れ込みがない)、先はとがらず丸みを帯びます。質はうすく光沢はなく表面は無毛です(裏面の毛は変異が多い)。葉柄は1〜2cm。

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実 長さ6〜7mmの幅広い楕円状の球形。10〜12月に黒味がかった紫色に熟します。

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冬芽:鱗芽 葉痕:半円形 維管束痕:
葉痕は隆起します

(イボタノキ)

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