葉長樫。別名サツマガシ。

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四国、九州に分布。個体数が少ない貴重な種。

花　雌雄同株。４〜５月、新しい枝の下部から雄花序が垂れ下がります。花序の軸には褐色の毛が密生します。雌花序には雌花は３〜５個つきます。

葉　互生。狭披針形（細長く両端がとがる形）。先端は鋭くとがり、上半部のふちには鋸歯（ギザギザ）があり、両面とも無毛で、枝先に集まってつきます。

実　堅果（果皮がかたく切れ込みがない果実）。２年型（春に開花、受粉して翌年の秋に成熟する）。形は楕円形で、２段のリング状の首がありヘソ（お椀と接する部分）はややふくらみます。殻斗（おわん）は同心円状の環が６〜７個並んでいます。