ガマズミ スイカズラ科 ガマズミ属 花期=春
name 定説はありませんが、ズミとは「染め」の意とも言われます。
life 実は食べられます。熟した実を入れると漬物が赤く染まり、ホワイトリカーでつければ透き通った赤い果実酒になります。 
animal 熟すと暗紅色になり、サルや鳥が好んでたべます。 
place 葉柄は1cm以上あります(コバノガマズミの葉は長卵形で葉柄は6mm以下)
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花 5〜6月、枝先に散房花序(花の全体が円すい形を逆さにした形になる。柄がつき互生するが下の花の柄ほど長い)を出し、白い小さな花を多数つけます。花序の軸には毛が密生しています。

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葉 対生。先がとがった円錐形で5〜10cm 低い鋸歯(ギザギザ)があります。側脈(中央脈から横の方に出る中央脈より細い葉脈)のわきには淡褐色の毛が固まっています。葉脈と葉脈のあいだがもりあがり、両面とも毛があってフワフワした手触りがします。

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実 核果(中にかたい核を持つ果実)。9〜11月ころ赤い果実が葉の先端に群がってつきますが、赤いうちはすっぱく、霜の降りる頃になると白い粉をふいて甘くなります。

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冬芽:鱗芽 葉痕:半円形 維管束痕:3個
芽鱗は2対あります。

(ガマズミ)

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