エゴノキ エゴノキ科 エゴノキ属 花期=春
name 名前は、果皮の味がえごい(喉を刺激する)ことからで、材がロクロ細工に使われるので、ロクロギの別名もあります。
life 種皮はサボニンを含み、洗濯セッケンとして使えます。
animal 種子はヤマガラの好物です。
place

花 5〜6月、新枝の先に白色の花が1〜6個垂れ下がってつきます。花には長さ2〜3cmの柄があり、花冠(花の花弁の全部。オシベとメシベの外側にある)は5つに深く裂けます。オシベは10個、オシベより長いメシベがあります。

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葉 互生。4〜6cmの卵形で先端はとがり、ふちには低い鋸歯があるか、または全縁(葉の縁に鋸歯がない)です。 3〜5対の側脈は曲線を描き、葉の縁まで達しません。 葉柄は長さ3〜7mm。秋には黄葉します。

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実 サク果(子房が2室以上あり、それが成熟して果実となったもの。熟すと果皮が乾いて縦に裂け、種子をとばす)。長さ1cmほどの灰緑色の丸い果実をつけます。丸い実は8〜9月に熟すと縦に割れて褐色の種子が1個出てきます。

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冬芽:裸芽 葉痕:半円形 維管束痕:1個?
冬芽は、先が丸く表面に毛が密生します。基部には副芽があります。

(エゴノキ)

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