アカシデ カバノキ科 クマシデ属 花期=初夏
name 名前は、新芽が紅色で、秋にも紅葉することと、垂れ下がった果実の集まりがシデ(神前にささげる玉串やしめ縄などにつける白い布や紙でつくったもの)に似ているのでつけられました。 別名ソロ
life 庭木、盆栽。
animal
place 春の芽吹き時、冬芽を包んでいた赤い芽鱗がほころんで木全体が赤く見えます。
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花 雌雄同株。葉が出るのと同時に開花します。雄花の集まりは前年の枝から垂れ下がり、雌花の集まりは今年の枝や短枝の先端につきます。風媒花。花穂が赤いので、クマシデ・イヌシデと区別できます。

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葉 互生。葉先は細くとがります。 重鋸歯が不規則的(イヌシデは規則的)側脈は7〜15対(イヌシデは12〜15対) 葉柄は赤味をおびます(イヌシデクマシデはおびない)

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実 堅果。8〜9月に熟す。クマシデに比べて果穂がパラパラした感じでつく。垂れ下がる果穂には、実が2個づつ向き合ってつく。実は茶色に熟すと、ひとつまたひとつと果ホウごと飛んでいく。果ホウには耳のような裂片がある。

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冬芽:鱗芽 葉痕:半円形 維管束痕:数個
大きな冬芽には雄花序、小さな冬芽には雌花序か葉が入り、葉痕は隆起します。
(アカシデ)

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