木材が淡紅褐色で赤味が強いことからつけられました。別名オオガシ・オオバガシ

材質が非常に堅いので、木刀、ゲートボールのスティック、農具やカンナの台など色々に利用されます。

関東周辺では少ないですが西日本では珍しくありません。

花　雌雄同株。５〜６月、雄花の花軸が新しい枝の下部から多数垂れ下がります。雌花の花軸は新しい枝の上部の葉わきに直立し、褐色の軟かい毛が密生します。

葉　互生。長さ７〜１５ｃｍ。カシの仲間で唯一、鋸歯がありません。（ときに上半部に波状の歯があるものもあります）新葉には褐色の軟かい毛が密生します。

実　堅果。２年型で長い卵形　へそは大きく膨らんでいます。殻斗は深いお椀形で、７段から１０段の輪が積み重なり、褐色の毛が密生してビロードのようです。