スズバチ


 墓石の水鉢に、ゆっくりと3cmほどのハチがおりてきました。しばらく静かに吸水していましたが、今度は数M離れた地面に移動。水を吐き戻して泥団子をつくり、あごの下にかかえて飛び去っていきました。
スズバチは、泥団子でいくつかトックリ状の巣を並べてつくり、完成すると更にその上を泥で覆って土鈴に似た形に仕上げます。
このハチの唾液には凝固剤の役割があるそうで、土製と言えとも、雨で形が崩れたりしない強固な巣が出来上がります。

まずは吸水

そして泥団子作り

土鈴形の見事な巣