ムラサキツバメ


 重なりあったシュロの葉の隙間にムラサキツバメが9匹。殆どいつもジッと横倒しになっていますが、昼近くの時間帯だけは、身体を起こし触覚をモゾモゾと動かしてウォーミングアップをしています。とりわけ暖かい日には、美しい羽根を開いて見せてくれることもあり、傍を通る度に覗いてしまうポイントです。
「集団の構成個体数が最も多いのは12月下旬で、1〜2月は積雪などにより急速に個体数が減る」(原色日本蝶類生態図鑑V・保育社)とあるので、こんな賑やかな越冬集団が見られるのも今の内だけかも知れません。

横倒しになっていることが多い

メス

オス 地味な装いだ