モンスズメバチ


 目の前にセミが落ちて来ました。 ジージー鳴きながら、土をたたくアブラゼミを中型のスズメバチが押さえ込んでいます。モンスズメバチの狩りです。 まず長い口吻を切除し、次に目の辺りから肉片を切り取って飛び立っていきました。 モンスズメバチは腹部の黒紋が特徴で、樹洞などの巣でセミをエサにして幼虫を育てる習性から、良好な自然環境の指標とされています。